9月, 2016年

リハビリ講演会&交流会 in 埼玉

2016-09-20

Sorry ,Under Construction 

 9 月17 日( 土)、埼玉県障害者交流センターで、国立精神・神経医療研究センター病院 リハビリテーション部 理学療法主任の寄本恵輔先生の講演会がありました。1時間半の講義の後、30 分間の活発な質疑応答があり、充実した講演会となりました。

「筋無力症のリハビリ」

  寄本先生は、リハビリというものを単なる機能回復のための運動というのではなく、一人ひとりの多様な価値観や人生のステージ、そして不安や揺らぎといった心の問題まで包括して考えるという視点で説明してくださいました。リハビリは、肯定的に生きていこうとする患者を支援するための最強の「ツール」になるそうです。

 私達も日々の生活が少しでも楽になるように、そしてもっと充実したものとなるように、リハビリを便利な「道具」として日常に取り入れていきたいものです。

 筋無力症の場合は、治療による安定した状態で、体調のよい時間(午前中がよい)に低負荷の運動を行うことが勧められるとのことです。反復した強い運動、夕方や疲れている時は避け、暴飲暴食など他の要素の病気を呼び込むような行動を慎んで、規則正しい生活を心がけることも大切です。そして、症状を客観的に評価するため、(注)QMGスコアなどを使って自分の状態を把握することは必須とのことでした。
筋無力症患者は腰痛を訴える方が多く、腹筋が弱くなり前かがみの姿勢になりがちなので、近位筋を鍛えるために、ゆっくりとした低負荷の長く続けられる運動が向いているそうです。この近位筋を鍛えるための体幹トレーニングを会場で教えていただき、参加者全員で実際にやってみました。場所もとらず簡単にできる運動でしたが、難しいのは「継続」なのかもしれません。

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~ 交 流 会 ~
 

 講演会後、お弁当をいただいてからは交流会となりました。まず、定番の自己紹介。病歴の長いベテランの方から発病して間もない方まで、それそれのドラマチックなストーリーをじっくり聴き合いました。同じ病名でも症状は様々で、病院や主治医によっても対処に違いがあることを再認識しました。また、毎日ウォーキングや体操などの運動を欠かさないという方々のお話に、前向きなエネルギーをたくさんいただけたと思います。

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  今回は、訪問医療マッサージのケイロウ事業所の方々も午前の講演会を聴講され、交流会後に医療マッサージ体験会を行うことができました。和やかなおしゃべりや情報交換が続く一方で、希望者はゆっくりゆったりマッサージを体験し、大変充実した一日になりました。またお互い元気に再会したいものです。

  
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